unMineable(アンマイナブル)経由で、MacのデスクトップやMacbook等を使って仮想通貨のマイニングをすることができます。unMineableは、ユーザーがコンピューターの処理能力を使って様々な暗号通貨の報酬を得ることができるマイニングのプラットフォームで、マイニング初心者でも簡単に始めることができます。
送金先アドレス(ウォレット)の準備
マイニングを始める前に、あらかじめ報酬として獲得する暗号通貨の送金先アドレスを準備しておく必要があります。今回は、Trust Walletを利用して Litecoin (LTC)マイニングのやり方を例に設定してみます。
Trust Walletメインウォレット画面からLitecoin (LTC)を選択し、「受取」ボタンをタップするとQRコードとウォレットアドレスが表示されるので、このアドレスをコピーして後ほど使います。
Mac版XMRigのインストール
次に、Macのマイニングで使用するXMRigをインストールします。
unMineableでは初心者でも分かりやすいunMinerというソフトウェアを提供していますが、残念ながらMac版はまだありません。その為、Macでは別物のXMRigが必要になります。
unMineableサイトの How to setup XMRIG for CPU mining にアクセス。
このページ内に記載されているリンクから、github.comサイトにアクセスしてXMRigをダウンロードします。
In order to mine with your CPU you can use XMRIG, simply download it from here:
https://github.com/xmrig/xmrig/releases
github.comのXMRigダウンロードページには「arm64版」と「x64版」というのがあります。これはMacに搭載されているCPUの種類です。どちらか不明の場合はMacのターミナル.appで調べる必要があります。
自分のMacが「arm64」か「x64」のどちらなのかを確認する方法
Mac OS内にある「ターミナル.app」を使って調べます。
- アプリケーション→ユーティリティのフォルダ内にある「ターミナル.app」を起動
uname -m
と入力して return キーを押す
上記の確認方法で、
- 「arm64」と出力された場合は「-macos-arm64.tar.gz」をインストール
- 「x86_64」と出力された場合は「-macos-x64.tar.gz」をインストール
となります。
github.comのxmrigダウンロードページの「Assets」から新しいヴァージョンのXMRig macos(arm64、x64のどちらか)をダウンロード。ファイルを解凍したら、「アプリケーション」などの任意のフォルダに置きます。
XMRigの設定
XMRigを起動する前に、まずフォルダの中にある「config.json」ファイルをテキストエディタで開いてマイニングの設定をします。
少しスクロールすると「url」と「user」という項目があります。デフォルトでは以下のように記述されていると思いますが、この2行の設定を書き換えます。
"url": "donate.v2.xmrig.com:3333", "user": "YOUR_WALLET_ADDRESS",
rx.unmineable.com:3333
に差し替える
LTC:XXXXXXXXXXX.mac#9vw7-uaw5
を入力
「LTC」は今回マイニングをするLitecoinを意味します(通貨単位で記述します)。「XXXXXXXXXXX」の所には、事前に用意した送金先アドレス(冒頭でコピーしたTrust WalletのLTCアドレス)をペースト。「mac」の箇所は適当な判別しやすい機器名を半角英数で入れれば大丈夫です。最後のハッシュタグ箇所 #9vw7-uaw5 はリファラルコードになります。
(※マイコード#9vw7-uaw5を利用してください)
XMRigを起動する
config.jsonを閉じたら同じフォルダ内の「xmrig」をダブルクリックで起動し、しばらくするとマイニングが始まります。
マイニング状況の確認方法
unMineableのライトコインのページにアクセスして「Enter your address to check your stats:」のサーチボックス箇所に自分の送金先アドレスを入力すると、マイニング状況が表示されます。ここで動作確認をしたり、出金可能額に達したら「Payout now」ボタンを押して出金することが可能です。